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Amplifier
マランツの三羽烏(マランツ・スミス・セクエラ)の一人、アンプ設計担当のスミス氏が、私の一番好きなアンプはマランツ#8といわしめた。 高貴にて、かわいらしさを兼ね備えた名器。シンプルな設計のタンノイコーナーヨーク(15インチレッド入り)には、欠かせない名アンプと言えよう。 昭和30年代、クラシックファンには欠かせられない(ある人達にとっては夢の組合せでもあった)タンノイⅢLZとマランツ#7と#8は、黄金の組合せでもあった。 未だ、日本が経済大国になっていなかったが故に、ラックスとの組合せで楽しんでいた輩が多く、又夢があり希望があり、楽しき時代でもあった時代の夢のアンプであった。
こだわりの美学
マランツについて・・・・・、
例え、名真空管をもって挑んだとしても---------
EL - 34を果敢に探求しつづけてきた”ソール・B・マランツ”の姿勢には、かなわない。
単純ほど美しい。
簡素ほど心をうつ。
こだわりほど恐ろしい。
オーディオの最高の目標は”格式”と”格調”と”気品”である。
既存の意味と価値を研き出し、蒐集し、積み重ね、修飾し、装飾する。
そして、陶酔させてくれる。
正に、マランツ#7,8,9,10,10Bのための凱切(がいせつ)な措辞(そじ)である。
しなやかな張りつめた意識、神経のもと・・・・・レコード芸術という
絢爛(けんらん)たる非現実の織物を眼前にて紡がれる、あでやかに音は縫いとられてゆく、
宏荘(こうそう)にして斉荘(せいそう)---------
象徴にして棲蒼(せいそう)--------
生きようとする影が優雅な死の影のように眼下に落ちる。
禁断の果実に近づき深淵し、感嘆し、酩酊する。
工(たく)まれたるレトリックの凝縮、
幻惑的な装飾の技兩
マランツ#7,8,9,10,10Bならありうる。
集うことを許さぬタンノイ ”レッド” ”シルバー”と
正に、両雄である。
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機械は、バラのように、美しくなければならぬ。
詩人が、言葉を支配するごとく・・・・・、名盤たちは、名器を支配する。
高潔なる精神の持主であればあるほど、感じ(解す)るであろうマランツ群の魅惑(悦楽)。
清雅(せいが)にして、鋭敏なる音色(音感)、稀有(けう)なる音人(貴人)ならではの音業(偉業)。
幽韻(ゆういん)にして、幽思(ゆうし)---------。
嫋嫋(じょうじょう)として、鬼(き)の長い旋律は、
柔らかい青い影、淡紅(たんこう)と、灰色の諧調へと誘う。
世に、これほどまでに渾然(こんぜん)として、微妙なる快楽があろうか。
華やぐ外観の影に、見え隠れする、憂愁(ゆうしゅう)と、悲哀と、倦怠の色(音)は、
棲涼(せいりょう)たる鬼気となって、音間に漂い、或る説明し得ぬ神秘なる世界に遭遇し、
決定的なる色調(音調)を、帯(お)びるのであろう。
これぞ正に、マランツ群ならではの措辞(そじ)といえよう。
このプリアンプなくして、プリアンプについて語ることは、不可能である。 オーディオに興味をもっている輩で、マランツ#7を知らぬ人はいないであろう。ほとんどの人は、一度は使ってみたいと考えていることであろう。 マッキントッシュが好きな輩も、どうしてもプリアンプは#7でなければ解決できぬと、考えているレコード好きなマッキンファンが多かろう。マランツ#7を手に出来たとしても思うように鳴らず、これが歴史的名器かと、疑っている輩も多かろう。 マランツ#7が誕生して、50年以上経過しているため、感動、感激しうる#7が市場にほとんど姿をみせないためだろうが、その上に、一歩進んで、10200番台~10999番が特に魅惑的だと噂で知っていても、体験したことのない人達が、ほとんどであろう。
何故なら世界で、799台しかないのが、現実だからである。 又、50年以上前の作品だから、劣化も烈しくオリジナルの部品と、高度な技術と、豊富な経験をもった技術者の手により修復されなければ、本来の感動しうるマランツ#7の再生は無理であろう。 このようなマランツ#7を愛用されている趣味人は、言葉少なく、納得し、大切に、日々楽しんでおられることであろう。 持たねば解からぬ世界であろうが。 プリアンプは、レコード再生の重要な演出家だろう。名演出家に出合いたいものである。 10200番台、300番台、400番台、500番台、600番台、700番台、800番台、900番台、それぞれ演出が違う面白さは、手にした人にしか理解できないのが、残念ではあるが・・・・・。
マランツの三羽烏(マランツ・スミス・セクエラ)の一人アンプ設計担当のスミス氏が、私の一番好きなアンプは、マランツ#8といわしめた。 高貴にて、かわいらしさを兼ね備えた名器。シンプルな設計のタンノイコーナーヨーク(15インチレッド入り)には、欠かせない名アンプと言えよう。 昭和30年代、クラシックファンには、欠かせられない(ある人達にとっては夢の組合せでもあった)タンノイⅢLZとマランツ#7と#8は、黄金の組合せでもあった。 未だ、日本が、経済大国になっていなかったが故に、ラックスとの組合せで楽しんでいた輩が多く、又、夢があり希望があり、楽しき時代でもあった時代の夢のアンプであった。
こんなに美しい機械(アンプ)が、他にあろうか。 50年以上も経過しているにもかかわらず色あせることなく(風化することなく)現役で存在しかつ表現に於いてこれに優るものがない。とりわけタンノイオートグラフG.R.F.に於いては、両方共ロードが長いためマランツ#9の力を借りるより術はない。されど生産台数が限られているため(#1000~3999まで/970シリーズは50桁以内)その上スタジオで採用されていたため傷み、市場から姿を消したものも多い。五味康祐氏も語っているように整備に高度な技術を要し本来のオリジナル部品を必要とし、必ず交換しなければ不安定な動作をするケ所があり真空管は必ずテレフォンケンを使用し、6CG7はRCAの6CG7でなければ本来のマランツ#9にならない。マランツ#9は#7と違い1000番台2000番台3000番台それぞれ表現が違いそれぞれが魅力があり興味が尽きない。3種類持ち楽しんでおられる輩もいる。JAZZ、CLASSICを問わず好きであれば生涯友になりえるパワーアンプとなろう。品薄ではあるが挑戦する価値がある名アンプである(よきマランツ#7を女房にしなければ発揮しないが)
嘗てこんなにも、こだわりつづけた(贅を尽くした)チューナーが、存在しえたであろうか、そして、今も・・・・・・。 音楽に通暁(精通)したる達人のみがなしうる偉業。レコードの根底にかかわる意味を、省察しうる人間の残像。#10、10Bは、こういう人間の手(メチエ)(精神性)によって生まれたのであろう。アナウンサーの声が自然(生)であるばかりでなく、クラシック音楽があたかもレコードを鑑賞しているかのように、眼前で再生されたるこんなチューナーが他に見いだしえようか。ある人はマランツ#10、10Bの意匠(顔)に魅了させられ、ある人はマランツ#10、10Bの構造(身体)におののき、ある人はマランツ#7、#9との連帯(関係)に#10、10Bの存在を希求する。
これぞ趣味人の領域なり、伝説のチューナーと言われる所以がここにある。 それだけに、バンド変更に多大なる技術と完成を要求するのも、又事実なり。されど完成したる#10、10Bを手にした人間には、ある微笑と感嘆に遭遇せずにはいられないであろう。これぞマランツスピリットなり。 アメリカ仕様のチューナーは、日本に於いてはバンド変更のみならず、ディエンファシス回路をも変更しなければ、本来のマランツ#10、10Bのサウンドが得られない。そういうと高域が不足ぎみで、かつ中低域の張った(膨らんだ)精気なき#10、10Bによく遭遇するのも事実なり。 バンド変更(アメリカから日本)に、多大なるコストがかかるのはやむを得ぬとしても、技術者の時間と集中力と知力と、豊富なる経験を要するのが、悩みの種ではあるが・・・・・。ただの高周波の知識だけでは、本来のマランツ#10、10Bのチューナーの復元は夢と化そう。
******MARANTZ # 9 の新しい在庫商品(ペア2セット)2016. 10. 24現在******
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